私たちの「品質至上」商品開発・デザイン
商品開発・デザインにおける品質とは暮らしを豊かにする
家具を開発する
家具は、長く人に寄り添うもの。だからこそ、誰もが使いやすく、心地よい空間をつくるデザインを追求することが、商品開発における品質だと考えています。木材をはじめとした素材の特徴を活かし、細部のデザインにまでこだわることにより、単なる道具ではなく、暮らしを豊かにして、“自分らしくいられる場所”を作れる存在になることを目指して開発をしています。
開発を進める中で迷ったときには、常にお客様の気持ちを最優先に考え、生活に根ざした発想で心地よく使える選択をするよう心がけています。お気に入りの家具に囲まれて幸せを感じ、日々の暮らしを大切にできる。そのような体験をお届けできるようお客様の暮らしに寄り添う家具を、そしてそのような日々を届けていきたいと考えています。


品質をつくる秘訣将来も見据えた
仕様や形状を選択する
私たちは、家具を道具としてだけでなく、暮らしを彩る大切な要素と考えています。そのため、耐久性・使い心地・美しいデザインを兼ね備えた仕上がりになるよう様々な工夫をしています。例えば、からだに触れるものだからこそ、触れたときに優しく、触れていて心地良い形状にすること。木や革など素材の魅力を最大限に活かした形状を追及しています。ソファであれば、長時間座っても疲れにくいシートの構造や、日常生活での動作・姿勢に合わせたサイズなど、ストレスなく快適にお使いいただける工夫をしています。また、家具の使用箇所に合わせて無垢材だけでなく、無垢材を2~3mmにスライスした「挽板」や、0.5mm程度にスライスした「突板」などを使い分けるなど、適材適所の素材使いをすることを大切にしています。
商品開発においては、お客様の将来のライフスタイルの変化も見据えながら、暮らしに長く寄り添える家具を考える必要があります。素材に負担をかけない形状や仕様で、耐久性と美しさを両立すること、修理しやすく、将来的に暮らしの変化にも対応できること。これらを大切にしながら、木材、木工加工、座り心地、張り、塗装、営業など各分野のエキスパートと多様な視点からアイデアを出し、お客様にとっても最も心地よい選択をするようにしています。


品質を支える人――その誇りと喜びアイデアをカタチにし、
理想の暮らしを届ける
頭の中で描いたイメージをなかなか形にできず、途方にくれることもあります。しかし、社内のエキスパートたちと試行錯誤しながら、少しずつ理想の形に近づけていきます。チームワークによって、自分のアイデアが具現化でき、お客様に満足していただけたときの喜びは、何度味わっても格別です。
苦労の末に生まれた家具が、初めて工場のラインに乗って流れている時の感動は、開発に携わる全員にとって特別なものです。そして、その家具は、生産開始から1カ月後にはお客様のもとに届けられ、日々の暮らしを共にするパートナーになります。箱を開けてお客様が商品を目にした時の表情、ご自宅のインテリアとの調和した様子などを想像しながら、50年後にもご愛用していただける家具になることを願っています。私たちが今作っている商品も、お客様にとって、長く大切な暮らしのパートナーになれるように、心を込めてつくりたいと思っています。
