トップメッセージ


世界に、「木」の恵みを
生かした
豊かな暮らしを
カリモクグループは、創業者・加藤正平が愛知県刈谷市に木工所を創業して以来、「品質至上」の精神を貫き、70年以上にわたり「木」と真摯に向き合い、家具づくりに取り組んでまいりました。
私たちが長年培ってきた強みは、木という自然素材に対する深い理解と、その魅力を最大限に引き出す加工・デザイン・品質管理のノウハウです。変化の激しい時代にあっても、創業当初から受け継がれてきた「品質へのこだわり」は、今も私たちのものづくりの根幹にあります。
カリモク家具の最大の特長は、木の美しさとぬくもりを活かした家具づくりです。素材選びから製品完成に至るまで、社員一人ひとりが「本当に良い家具をつくる」という誇りと責任をもって取り組んでいます。私たちは「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」という思いを胸に、一つひとつの家具に真摯に向き合っています。
これまでの発展は、お客様、お取引先企業の皆様からのご支援と社員の貢献のおかげです。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
現在カリモクグループは、「木とつくる幸せな暮らし」をミッションに掲げ、“家具づくり”から“暮らしづくり”へと視野を広げています。木を中心とした空間、ライフスタイルの提案を通じて、より豊かで持続可能な暮らしをお届けしたいと考えています。
また、日本国内にとどまらず、グローバル市場への展開も本格化しています。資材調達では、1990年代よりマレーシアに資材工場を構え、またヨーロッパや北米の取引先からも資材を調達しています。販売では、韓国、中国に現地法人を設立し、多くの国で家具販売店と取引を拡大しています。今後も引き続き、海外市場でのプレゼンスを拡大し、「カリモク品質」を世界へと発信し、国境を越えて多くの方々の暮らしに寄り添ってまいります。
私たちが大切にしているのは、「木」という自然の恵みとどう向き合い、どう次世代へ繋げていくかという視点です。SDGsに考慮した取り組みを通して、環境と社会、そして経済の調和のとれた事業活動を推進してまいります。
これまで支えてくださったお客様、お取引先様、社員をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様に、深い感謝の気持ちをお伝えするとともに、これからのカリモクグループにも引き続きご期待ください。
今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
カリモク家具株式会社
代表取締役会長 加藤 英樹