サステナビリティ経営
事業展開による環境・社会への影響分析
当社グループは、木を扱う企業として、森林・自然環境の持続可能性を踏まえ事業活動を行っています。しかしながら、事業を展開する中では、環境と社会にとってプラスの影響と、図らずもマイナスの影響の両面を引き起こしている可能性があると考え、事業による社会影響について現状分析を行いました。このような状況認識のもと、特に、社会に悪影響を及ぼしている事象に対しては積極的に解決すべきと再認識しました。
テーマ | プラス面 | マイナス面 | 主なSDGs関連項目 | |
---|---|---|---|---|
環境 | 気候変動 |
|
|
![]() ![]() |
生態系 保全 |
|
|
![]() ![]() |
|
資源循環 |
|
|
![]() |
|
社会 | 雇用 |
|
|
![]() ![]() |
健康 |
|
|
![]() |
|
教育 |
|
|
![]() |
|
調達 |
|
|
![]() |
積極的に解決すべき社会課題の整理
事業活動による環境や社会に対する影響をプラス面・マイナス面の両面から捉え、事業活動を通じて積極的に解決すべき社会課題を、以下の6つに整理しました。
また、これらの社会課題を、事業を通じて解決していく際に当社グループにとってどのようなリスクや機会があるかを以下のように分析しました。
今後社会課題解決に向けて事業を推進する上では、リスクは回避し、機会は活かすことで持続的な経営を実践していきます。
1.資源の保全・生物多様性の確保
リスク |
環境の資源制約の厳格化環境変化によるリスク
環境や資源に関する評判リスク
|
---|---|
機会 |
エシカル消費等新しい消費傾向木材や未利用材等の資源を有効利用することでのビジネスチャンス増加
|
取り組みの方向性 |
|
関連するSDGs |
![]() ![]() ![]() |
2.気候変動への対応(CO2の削減)
リスク |
脱炭素社会への移行対応
|
---|---|
機会 |
エシカル消費等新しい消費傾向CO2削減の取り組みによるビジネスチャンスの増加
|
取り組みの方向性 |
|
関連するSDGs |
![]() ![]() ![]() |
3.廃棄物の削減
リスク |
廃棄物削減への要求の高まり産業廃棄物増加によるリスク
間伐材使用による製造工程増 |
---|---|
機会 |
エシカル消費等新しい消費傾向木製品・木質材への需要増加
長寿命製品の需要増加 |
取り組みの方向性 |
|
関連するSDGs |
![]() ![]() ![]() |
4.お客様のウェルビーイングの実現
リスク |
住宅需要の変化住宅に関する顧客ニーズの変化
|
---|---|
機会 |
暮らしの考え方の変化新たなライフスタイル(暮らしの考え方)を提案する機会の増加 |
取り組みの方向性 |
|
関連するSDGs |
![]() |
5.地域社会との共生
リスク |
少子高齢化の進展従業員確保が難しくなる懸念
|
---|---|
機会 |
働き方の変化リモートワークの定着
オフィスのリビング化
地域の雇用創出のための移転
|
取り組みの方向性 |
|
関連するSDGs |
![]() ![]() |
6.健康で長くイキイキと働く職場の実現
リスク |
働き方改革・多様性への配慮の要求強化働き方改革への対応の遅れ
多様性・人権への配慮の必要性向上
サプライヤー配慮の必要性向上
|
---|---|
機会 |
働き方の変化リモートワークの定着
オフィスのリビング化
地域の雇用創出のための移転
|
取り組みの方向性 |
|
関連するSDGs |
![]() ![]() ![]() ![]() |